令和8年5月より、当院での無痛分娩を開始します。
無痛分娩についての情報は、このページ内で更新していきます。
よろしくお願いします。

無痛分娩についての説明動画

無痛分娩についてのQ&A

Q
無痛分娩って本当に全然痛くないですか?
A
無痛分娩は完全な無痛で痛みを感じないわけではなく、和痛といって痛みを和らげるものです。痛みを完全にとってしまうと陣痛に合わせていきむことができなくなってしまうため、軽い陣痛は残しておきます。「ちょっと痛みはかんじるけど、大丈夫!」という状態です。
Q
どのような方法でお産の痛みをとるのですか?
A
当院における無痛分娩の麻酔法は、無痛分娩を多く行う施設で一般的に行われている硬膜外麻酔を用いた方法です。硬膜外麻酔とは、背中の腰の辺りから硬膜外腔という場所に細い管(カテーテル)を挿入し、その管を通して麻酔薬を投与します。また状況によって、管を入れる際に脊髄くも膜下腔という場所にも麻酔薬を投与することがあります(脊髄くも膜下麻酔併用硬膜外麻酔)。背中のカテーテルから麻酔薬を投与すると、ほとんどの方で痛みがとても和らぎます。お産の進行に伴い痛みが出てくることがありますので、その際は安全の範囲内で適宜麻酔薬を調整します。麻酔薬の調整の方法はプログラムされた機械による投与や医療スタッフによる投与など状況に応じます。
分娩が急速に進行しそうな場合は、脊髄くも膜下腔に麻酔薬を投与し、カテーテルを使用しない場合もあります。
Q
無痛分娩のメリットは何ですか?
A
無痛分娩でお産の痛みが緩和されることで、リラックスしてお産することができます。産後の回復が早かった、疲労が少なかった、という感想もよく聞かれます。お産による血圧の変動を少なくしたり、酸素消費を抑えたりすることが期待できます。
Q
無痛分娩は誰でも受けられますか?
A
当院では患者様のご希望の上で無痛分娩をおこなっております。ただし、無痛分娩をご希望の患者様でも、重篤な妊娠合併症をお持ちの方や検査の結果で出血が止まりにくい傾向にある方、血圧が極端に低い方、腰に疾患をお持ちの方などは、無痛分娩を受けることができません。医師と相談し決めさせていただきます。
Q
無痛分娩を受けたいのですが、どうしたらいいのですか?
A
無痛分娩を希望される場合は、妊婦健診時にお申し出ください。当院HP上の無痛分娩の説明文書と動画を視聴し、ご理解いただいた上で、妊婦健診来院時にご説明いたします。
Q
無痛分娩は計画(誘発)分娩ですか?
A
当院では、基本的に計画無痛分娩を行っていますが、破水や陣痛発来後でも、当院の規定に応じて無痛分娩が選択できる場合もあります。計画分娩(誘発分娩)とは、お産する日を前もって決めることです。入院して、膣剤や内服薬、点滴の薬を用いて分娩を進行させます。妊婦さんがなるべく希望通りに無痛分娩を受けられるように安全に麻酔管理のできる時間帯や曜日を限定させていただきます。適切な計画分娩は安全であると医学的に証明されています。妊婦健診の時の子宮口の状態を確認して担当医師と十分相談して予定をくむことで安全に計画無痛分娩を行うことができると考えています。そのため、予定日が近づいてきたら、外来の受診が週に2回や3回になる場合もあります。予定していた入院日より前の陣痛や破水の場合は、無痛分娩できない場合があります。
Q
無痛分娩は赤ちゃんに影響ありますか?
A
硬膜外鎮痛では、薬剤が胎盤を通らず直接神経に届くので、お薬の影響はありません。
Q
無痛分娩の副作用・合併症が心配です。
A
無痛分娩の安全性は確立されていますが、一つの医療行為ですので、いくつかの副作用・合併症が報告されています。硬膜外麻酔をしている間は、お母さんの心電図、血圧、酸素飽和度を定期的に観察し、赤ちゃんの心拍モニターを継続して行い、対応が必要な状況が認められた場合、迅速に適切に対応します。
Q
分娩時間に影響しますか?
A
無痛分娩と自然分娩とを比べると、分娩時間は長くなる傾向があります。特に、子宮口がいっぱいに開いてから赤ちゃんがでてくるまでの時間が、自然分娩よりもかかりやすいようです。しかし、それは赤ちゃんに影響を及ぼすものではありません。状況に応じて、鉗子分娩や吸引分娩などの器械分娩となる事もあります。
Q
帝王切開になりませんか?
A
さまざまな研究結果から、無痛分娩を行ったからといって、帝王切開の率が増えることはないとされています。
Q
背中からの麻酔(硬膜外麻酔)はいつ終了しますか?
A
麻酔薬は赤ちゃんが生まれて、お産の処置が終了するまで、カテーテルを通して継続的に投与します。会陰縫合時の痛みは感じない方がほとんどです。軽度の痛みがある場合は、局所麻酔薬を併用して処置します。産後の痛みに対しては、内服の痛み止めで対応しています。
Q
授乳に影響ありませんか?
A
硬膜外鎮痛で使った薬剤が母乳に含まれる量はごくごく少量であり問題になりません。硬膜外無痛分娩が授乳に悪い影響を与えることはないと考えられています。
Q
お腹を痛めて産んだ子の方がかわいいと言われたのですが。
A
実際に分娩の痛みが赤ちゃんに対する愛情に影響するわけではありません。長い間お母さんのお腹の中で育ち、この世に生まれてきた赤ちゃんは、お母さんにとってとても可愛く愛おしいものです。無痛分娩でも帝王切開でも赤ちゃんに対するお母さんの愛情に影響はありません。

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